文学好きさんへオススメの旅行スポット

松尾芭蕉の作品『奥の細道』は作品名を聞いたことのある方、実際に読んだ方も多いかと思います。
「古池や蛙飛び込む水の音」の俳句で有名な松尾芭蕉ですが、彼が今の東北、北陸地方を巡った時に書いた旅行記のことをさします。
松尾芭蕉に関心があり縁の地へ旅行してみたいという方へのお勧めスポットの一つとして、山形県山形市にある山寺立石寺をお勧めします。
地元の方には山寺という通称で親しまれる山寺立石寺は、860年に慈覚大師が開いた天台宗のお寺です。
松尾芭蕉の有名な俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が詠まれた舞台でもあり、その名残は登山口からすぐのところにある芭蕉句碑、大仏殿を上る途中にある「せみ塚」が教えてくれます。
山門から大仏殿までには800段を超える石段があり、木々の中を進んでいくので自然をたっぷりと感じることができます。
悪縁を切るご利益もありますので、パワースポット巡りの一つとしても楽しめますよ。
位置もJR山形駅から仙山線で約20分のところにあり、交通の便がよく行きやすい場所であるのもポイントの一つ。
道もある程度整備されているため、ご家族でも行きやすい場所になっています。
お土産、食事処も充実しており、景色を楽しみながら山形名物の手打ちそばを食べることができます。
手打ちそばのほかにも、玉こんにゃく、サクランボソフトクリームなど、おいしいものがたくさんあります。
松尾芭蕉ゆかりの地であるため、松尾芭蕉の記念館もあり、文芸関連のイベントも定期的に行っています。
芸術と自然に触れてみたい方はぜひ、一度足を運んでみてください。